夏の隠れ冷えに御用心!腎の不足者増えています。
- 11 分前
- 読了時間: 5分

最近、このようなお悩みのご相談が増えています。
* 寝ていても何度も目が覚めてしまう
* 夜中に何度もトイレに起きる
* 手足が冷える
* 頻尿になった
* 腰がなんとなく重だるい
* 毎年この時期に抜け毛が増える
これらの症状は腎が損なったために出る症状の数々です。
腎を損なう理由として考えられるのが、夏の冷えです。
「冷え」と聞くと冬をイメージする方が多いかもしれませんが、
近年は、夏特有の冷えが原因と考えられる腎を損なった症状が、とても増えている印象があります。
ではなぜ夏の時期に腎の症状が出てきてしまうのでしょうか。
腎を損なう理由はエアコンにあり!?
腎の働きが低下する理由の一つとして、エアコンによる冷えが大きく関係している可能性があります。暑い夏を快適に過ごすために欠かせないエアコンですが、知らず知らずのうちに身体の深部を冷やし、腎に負担をかけてしまうことがあります。
冬のほうが寒いのに、なぜ夏のエアコンで体調を崩す人が多いんだろうか??
と考えたところそこには夏ならではの理由がありました。
まずは、急激な寒暖差です。暑い屋外から、エアコンが効いた室内へ。
そしてまた暑い屋外へ。
このような環境を一日に何度も繰り返すことで、身体は体温を一定に保とうと絶えず働き続けます。
東洋医学ではこの機能のことを腎陽と呼びます。
暑いところ、寒いところと寒暖差があるところに身をおいていると
知らず知らずのうちに腎のエネルギーを減らしていってしまい
お身体に怠さ、重さがでるようになると考えられます。
さらに、夏は汗をかきやすい季節です。
汗をかいた状態で冷房の風を浴びると、衣服などについた汗が冷え、身体をより冷やしていってしまうようになります。
東洋医学では、このような状態は寒邪の影響を受けている状態と考えます。
そして、次に考えられるのが眠っている間のエアコンです。
睡眠中のエアコンは何時間も同じ場所で冷気にさらされます。
起きている間は寒ければ上着を羽織ったり、場所を移動したりできますが、眠っている間は自分で体温調節をすることが難しくなります。
知らないうちに、お腹や腰、足元が冷えてしまう方も少なくありません。
冬は寒さから身体を守るために、厚着をしたり、暖房を使ったり、温かい食事を摂ったりと、自然に冷え対策をしていますが夏は「暑いから冷やさなきゃ」と、薄着でエアコンの中に長時間いたり、冷たい飲み物を飲んだりする機会が増えます。
つまり、夏は気づかないうちに身体を冷やしてしまう隠れ冷えの季節なのです。
だからこそ東洋医学では、夏こそ冷え対策を意識し、「腎」をいたわることが身体を不調から守ることになります。
夏の冷え対策①
夜はエアコンをつけたまま眠る
「エアコンをつけたまま寝ると身体に悪そう。」
そう思って、タイマーをかけたり、なるべくエアコンを使わずに寝ている方も多いのではないでしょうか。
実は私も以前は、半袖・半ズボンにタオルケット1枚で寝ていました。
しかし、夜中になると暑さで寝苦しくなったり、反対に明け方には寒くて目が覚めたり……。
睡眠が浅くなり、何度も目を覚ましてしまうことがありました。
夏の始めは何とか薄着とタオルケットで過ごせても、本格的な夏になると夜の気温はなかなか下がりません。
無理にエアコンを我慢すると、暑さによって睡眠の質が落ちてしまうこともあります。
そこで私がおすすめしたいのは、エアコンは朝までつけたままにして、身体は冷やしすぎないという方法です。
具体的には、
・長袖・長ズボンのパジャマを着る
・お腹や腰を守るように布団をかけて眠る
この2つを意識してみてください。
こうすることで、頭や顔は適度に冷え、身体の中心部は温かさを保つことができます。
私はこの状態が、東洋医学でいう
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」に近い理想的な睡眠環境だと考えています。
暑さを我慢するのではなく、エアコンを上手に使いながら身体は守る。
それが、夏の睡眠の質を高め、冷えから身体を守るための大切なポイントです。
夏の冷え対策②
飲み物は「ホット」または「常温」を選ぶ
暑い日が続くと、どうしても冷たい飲み物が欲しくなりますよね。
しかし、東洋医学では、冷たい飲み物を摂り続けることで身体の内側が冷え、胃腸の働きや身体を温める力に負担がかかると考えられています。
もちろん、たまに楽しむ程度であれば問題ありませんがそれが毎日の習慣になると、少しずつ身体は「冷えやすい身体」の状態へ傾いていってしまいます。
私もこの暑さで、毎朝ファミリーマートのLLサイズのアイスカフェラテを毎朝飲む習慣ができてしまい気づけば5日ほど続いています。
この記事を書きながら、「これは良くないな」と反省しています。
この記事を書いたことをきっかけに、私もアイスカフェラテを今もってして卒業しますので、
様もアイスは私と一緒に卒業しましょう!
おすすめは、飲み物をホット、または常温にすることです。
そして夜は、一日の終わりに温かいハーブティーを飲むのがおすすめです。
私は毎晩、当院でブレンドしている
を飲みながら、心と身体をゆっくり休息モードへ切り替えています。
(画像をタップすると詳しい内容をご覧いただけます。)
温かい飲み物は、身体を内側からいたわり、
「これから眠る時間ですよ」
というサインを送るきっかけにもなります。
夏こそ、身体の中は冷やしすぎないこと。
その積み重ねが、体質改善に繋がりお身体が良い状態へ導かれていくと考えています。
小さな積み重ねが、時間をかけて大きな成果を生みます。
まずは今日から一つ一緒に始めてみませんか。

